2007年4月25日

真玉に生まれた、新しい菜の花スポットへGo!!

真玉に生まれた、新しい菜の花スポットへGo!!
春らんまん。皆さんは、春といえば、どんな花を思い浮かべますか?
桜が最初にあがってくるのは、当然のことでしょう。ほかにもチューリップ、ビオラ、タンポポ、マーガレットと、色とりどりの草花たちが出てきます。春の花は小学校低学年でも、そして私のようにあまり花の種類に詳しくない人間でも、結構な数をあげられるものです。
でも、私が春の花でイチバンにあげるとすれば、なんといっても菜の花です。九州では、早ければ2月の終わりくらいにチラホラ見かけはじめ、3月下旬からピークに差し掛かり、そしてすごいのが5月下旬くらいまでと、実に足掛け4ケ月前後も楽しめる花なのです。
黄色に広がる菜の花畑は、日本国中、恐らくどこにもいくつかあるのではないかと思います。「日本全国・菜の花畑自慢」なんていう企画をすれば、私も大分県代表をいくつか推薦させていただきたいものです。

今回、真玉に新しい菜の花スポットが生まれたということで、菜の花マニア(?)の私は、さっそく車を走らせてきました。行楽シーズンの国東半島は、よくドライブコースとしても紹介されますが、この日もおかげでいい天気。ひさびさにウインドウも全開で、気持ちよく車を走らせることができました。

ひさびさに発見したレンゲ畑にも感激!
道すがら、ひさびさにレンゲ畑を見かけました。大分でも最近はレンゲの数が少なくなってきましたが、豊後高田周辺にはまだ残っているようです。ハチミツ製品で人気の高い養蜂場が栽培をしているレンゲだそうです。昔から緑肥として用いられてきたレンゲですが、子どもの頃によく見たあの風景は、やはり忘れられません。

菜の花の黄色を見るたびに、やさしい気持ちになるのは私だけでしょうか。
そんな思いを巡らせているうちに、目的地である粟嶋公園に到着!!
「うわっ、スゲー!!」
思わず声をあげてしまいましたが、どうですか、皆さん! あたり一面に敷き詰められた黄色のじゅうたん! ポツンとまん中に立った展望台付きの遊具には、親子連れの遊ぶ姿が見えます。この公園の眼下には海も広がり、潮風の薫りも漂ってきそうです。来てよかったーっ!!
実はこの菜の花畑、近くの三浦小学校の生徒さんと地元の皆さん約50人が一緒になって、昨年11月に植えたもの。豊後高田市の農業委員会の皆さんが、市内の遊休農地の解消運動の一環として実施したのだそうです。
「こん畑は、20年くらい使われんで、荒れちょったんよ。種をまいたときはどげえなるやろかと心配しちょったけど、こんなに立派な花が咲くとは思ってもみらんかった。一緒に植えた小学生も、そりゃあもう喜んじょるよ」
約80aに渡る菜の花畑を眺めながら説明してくれたのは、当日も参加したという婦人会の方。目をうすめながら、感慨もひとしおといったご様子です。「できれば一年中、花の咲く場所にしたいですね」とのこと。

菜の花畑のまん中に立つ展望台から見る夕陽が素晴しい!!気がつけば菜の花もオレンジ色に染まっています。
展望場からは、「日本の夕陽百選」にも選ばれた真玉海岸の夕陽も拝めます。最初にも書きましたとおり、菜の花の見ごろは、まだまだ続きます。春のドライブに、九州まで足をのばそうとお考えの皆さん、ぜひ訪問地の候補にリストアップしておいてくださいね。
ちなみに、「鑑賞したあとの菜の花は、ご自由に摘んで帰っても結構です」と書かれた立て札も発見。もったいないお言葉にも、ちょっぴり感激しました。


青汁の原料であるケールや大麦若葉のふるさと、大分県国東半島の恵まれた自然を、現地からレポートします。

プロフィール:姫野裕一/Yuichi Himeno
大分県生まれ。地元タウン誌『CONKA』編集長として大分県内を駆け回る。由布院が舞台のNHK連ドラ『風のハルカ』で紹介されていた郷土料理の集大成本『ハルカの食卓』の編集に携わり、大分の大地が生んだ「食」のフトコロの深さにあらためてノックアウトされたばかり。大分トリニータのオフィシャルマガジン『Winning Goal』編集長も兼務している。
「conka.com」http://www.conka.com/

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